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長井駅リノベーションプロジェクト

Renovation of NAGAI Station

長井駅リノベーション
市民が集うまちなかの拠点(サード・プレイス)づくり

ローカル鉄道であるフラワー長井線「長井駅」をリノベーションし、交通としての駅だけではなく、用事がなくても人々が気軽に訪れることができる「まちなかの拠点(サード・プレイス)」を計画・提案する。
長井駅は1936年に建設された木造平屋建の歴史的建造物である。まちの玄関口として長らく市民に親しまれてきたが、近年は利用の大半が高校生の通学となっており、地域住民が駅を訪れることは少なくなっている。運営主体である山形鉄道は、慢性的な経営難が続いており、駅の余剰空間の有効活用や運賃以外の収益化方策を模索している。
近年、JR東日本「大人の休日倶楽部」にて、長井市がCMのロケ地に採用されたことにより、ソフト・ハード両面で首都圏などから訪れる観光客への対応が迫られている。特に内部空間は老朽化に加えて、対外的な公共空間として質的充足が急務となっている。
※本件は東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科の演習課題として学生の皆さんと取組んだプロジェクトです。